スッタフブログ
園内研修(そらまめ保育園 さくら市)
AED研修と子どもたちの人権研修を、そらまめ保育園・ハピネスの職員全員で行いました。
まず、AED研修。1年は早いもので、もうすぐプール開き。子どもたちには、夏ならではの遊びを思い切り楽しんでもらいたいですね。そのために保育士は、「いざ」という時のための備えが大切です。
毎年やっているので、手順は分かっている・・と思っていても、心肺蘇生の速さや押す力加減など、先生たちから「乳児の心肺蘇生は、手のひらではなく指で行うから難しいね」という声などが聞こえてきました。また、地面が水で濡れている時の使用方法など、二次被害に繋がらないような訓練も行うことが出来ました。
併せて、乳児がのどに詰まらせたときに殴打法も学ぶなど、事故は起らないようにすることも大切ですが、いざという時に備える事の重要さを、職員全員で確認しました。すべては、子どもたち、保護者、職員、地域の方などの命を繋ぐとても大切な研修でした。
また、そのあとは、子どもの人権研修。それは、虐待の研修ではなく、毎日生活をする中での子どもとの関りや声のかけ方を、それぞれの年齢の特性を知ったり、子どもにかけてしまいがちな「早くして」「ダメだよ」など、まず、そらまめ保育園・ハピネスの保育の中で「言ってはいけない10のNGワード」を設けて、それに代わる伝え方を学んだり、最後に「人権擁護に関するチェックリスト」を各自行い、自分の保育の振り返りを行いました。例えば、『「○○しないと○○できません」など条件を付けていませんか』という項目では、自分のチェックをした後、「精神的苦痛・子どもの最善に利益」にあたることを知り、それに対する「どうするのが良いのか?」など、精神的苦痛や健康に生きる権利やプライバシーの保護など、食事・着替え・排泄・午睡・クラス活動・その他、約70項目をチェックしていきました。
子どもが子どもらしく、安全・安心な保育園である為に、これからも学び続けていきたいと思います。